閉門
こういか千秋楽の日、寝たら朝が来てしまうと思うのでなかなか寝られません。
たくさん嬉しい言葉を一気にいただいた日でもあるので、余計に余韻で眠れません。
私の感覚では一昨日は確かオープニングのダンスを振り入れしてるところなのですが、なんなんでしょう?ドッキリ?
前回のブログで、舞台を普段見ない人こそ、きて欲しい(要約)というような内容を書きましたが、改めて考えるとあまりに無責任な発言だったなと、少々反省しています。
だってわたしだって、きっと誰だって、普段から何かをスルーして生きているなと思ったから。
誰かに何かを勧められた時に、素直にそれを受け入れられているか?と自問自答したらやっぱりスルーすることは多いし、自分のルーティンを少し崩してまで新しいことに齧り付くのは「こちら側」にいる私たちが思ってる以上に勇気がいるな、と。
そういう気持ちもわかるから、ダメ元で演劇畑じゃない人たちに声をかけては無視され、断られ、を繰り返してきたこの一ヶ月でした。でもその中で。
こういうことや
こういうことが起きて。
なんだか涙が出ました。
まだ自分が見知らぬエリアに安くはないお金と、時間を作ってきてくれたことは、とても、尊いこと、なのでございます(CVなでしこ)
わたしに出会ってなかったら知らなかった世界に連れてきてくれてありがとうって何度も言われて、正直パニックです。
わたしの方こそ、飛び込んできてくれてありがとうだから。
わたしが前回のブログに書いたことが伝わって、共感できて、布教完了☆て文字でかけばお手軽だけど、心の中は並々ならないくらいに幸せな気持ちでいっぱいです。
それこそ、簡単には言葉で尽くせないです。
人生で初めての観劇がアノハで、もう一度見たいと当日券チャレンジしてまでリピートで来てくれた方もいて、なんか、もう、すごいなこの作品!!!
すごすぎて他人事みたいに思えて来ちゃうけど、自分も関わってることなんだよなぁ、とじんわり目頭からはつね汁がこぼれます。
でも、もうそうやってたくさんの人と一緒に過ごして来た宗教都市も、今日で閉門。
千秋楽のステージは、そういった気持ちを全部出し尽くしてカラカラになって終わりたいなぁ
って、力みすぎると空回りしちゃってゴリラみたいになるから、いつも通り天真爛漫はつねでいきます。
🦍🦍
さ、おやすみなさい。