ウルトラマンはほかの誰かが選ばれた。
♩挫・人間 笑いあうために
たいした話でもない。
わたしが何気なくあげたインスタのストーリーに
中学まで同じ学校だった女の子からメッセージが来ていた
「まみ!逆境に負けずに有名になってください!わたしもまみの頑張りを糧に頑張るぜ!」
楽しい稽古の帰りだったからだろうか
今日のメイクがうまくいって上機嫌だったからだろうか
無くしていたと思ったイヤリングがが見つかったからだろうか
とてもいい日だったからか余計に不快な気持ちになって
反射的にブロックをしていた。
逆境とはなんだろうか
この人はわたしの芝居も、なにも知らないのに
わたしは今日こんなにも楽しく演劇をして
その旨をSNSに投稿したというのに
軽率に薄っぺらい言葉を投げられたのが余計に虚しかった。
わたしのことを勝手に逆境に立たされていると
位置ずけて、そんな中でも健気に頑張っている(?)
とか、思ったのだろうか。
自分が名前も知らない小劇場の団体に出て、
東京でひっそりとやっていると。
群馬になにがあるのか知らないけど
わたしの頑張りや楽しい顔や幸せやなにもかも
知らないのに頑張りを糧になんてしないでくれよ
ちゃらんぽらんだけど楽しいと思うことやってるだけよ。
そんな形であなたの希望にさせないで。
わたしの人生を
あなたの都合のいいように解釈して消費しないで。イキら散らすようだけど、東京にはあなたの知らないやべー楽しいことが溢れてるしまだ私の知らない楽しいことすらたくさんありすぎるくらいなのにきっと。
ていうかあなたは小学生のころわたしのことを槍玉に挙げて
「なんか面白いことするまで帰らせない」とか言って
よく帰り道にわたしを無駄に拘束したじゃないか。
わたしがまごついていると鉛筆を折ったじゃないか。
十年くらい経って、わたしはなんか面白いことを人前でやろうとしてるけど
それには見向きもしないのに。
わたしはそんなこんなでまたひとつ地元を嫌いになり
学生時代の同級生のことを心を許している人
芝居を見に来てくれた人以外
片っ端からブロックしていくのでありました。
一生、高崎駅前の商業施設に縛られとけよ。
わたしの地元は群馬です。
基本的に好きじゃありませんが
guizillenさんの「センチメンタル・ジャーニーズ」
Bチームを見たら群馬のこと少し好きになったよ。
(支離滅裂)
というわけで、もうチケットは完売していますが
30日のどんみく回でお会いしましょう。
地元のよくわからん人間より
お金も時間も使って私たちに会いに来てくれるあなた方の方がよっぽど
わたしの人生に寄り添って、向き合って
大事にしてくれていると
痛感した夜でありました。
風邪に気をつけて。
どんより。
みくにんが撮った私。すき。
手がクリームパンと酷似。