活丼

丼の活動

壊れるほど愛しても1/3も伝わらない

純情な感情は空回り ILoveYouさえ言えないでいる my heart

1/3の純情な感情/SIAM SHADE

 

こんにちはこんばんは

夜中に食べちゃダメと思いながらも気づいたら口がリンドールで膨れています

どんです。

 

最近、「伝える」ことの難しさを本当に実感しております。

伝えるってなんだ、誠実ってなんだ……

ニンゲン、マチ、カエレ……

 

ゴールデン街でこないだ一杯引っ掛けていたところに常連とおぼしき女の人が話しかけてきました

「へえ〜お芝居?やってるんだァ、そうなんだぁそうなの〜あのね私ね〜マスターの出てるお芝居見に行ったんだけどねぇ………………」

 

「つまらなかったの……」

 

そうですか……個人名は出さないまでも、ほかの常連からも意味不明な芝居だったと聞いていて、ああ、この人は所謂「クソ芝居」に当たってしまったんだなぁと。

何が「クソ」かなんて、そら人によるし

好みでもそうなっちゃうし、ここだけの話私は〇団☆新感〇でよくわかんなくてぐるぐる回る座席で心地よく寝ました。

そういうことだ、有名とか関係なく。

 

でも大方の人からそういう評価を得ている小劇場は明らかな「クソ芝居」なのではと個人的に思ってます。

こういう事書くと、怒られますか…。

ただ罪でしょう、そんなの。クソな映画よりクソな芝居の方がよっぽど拷問にかけられてる気分ですよ。時間もお金も使っといて。そんなの

そういう芝居に限ってカテコで演者が「やったりましたよ」みたいな顔してんだよな。オナニーだ、あ、あ……あ…………そうやって敵が増えていくのでしょうか、書けばきりがないが……。まあいいです私を深くしろうとする人のみがここまで読むんですから(???)

 

 

「だって私、村上春樹も、何だって読んでるのよ、映画だってたくさん見るし、でも理解出来なかった、私の価値観がおかしいのかしら…」

 

 

せっかく、演劇なんて高価な娯楽に挑戦してくれたのにどうしよう、悲しい気持ちになってきた。

マスターの芝居のつまらなさに絡めて自分の博識を披露してきた、でもそんなことでメンタルが屈する私ではないのだ。

 

「じゃあ私それ見たことないですけど、それより絶対わかりやすくて面白い演劇やってるので、3週間後本番なので見に来てください!それでつまらないと思ったら観劇に向いてないと思います。」

 

それくらいに言い切った、言い切れるほどに今参加しているレティクル東京座さんという団体の面白さを信頼しているから。

 

「わかった見に行くね!……ってたっか!!!一人芝居見に行くねぇ〜〜」

 

おいおいおいおいおい……わかる。

高いよなぁ5000円あったらめっちゃいいランチ食べられるよ大きい皿にちまっと乗ってる感じのなにかを添えて的なソースがかかってるような料理。

でも私たちは、それよりも、それと同じくらい楽しい体験を食としてではないけれど提供できると思う、って、ことを要約して何度も伝えました。

 

「そこまで言うなら行くねえ〜♡めっちゃ楽しみにしてるからね♡彼氏も連れていく♡」

 

ありがとうそしてありがとう。

彼氏いいですね、人を愛するってなんですか。

お姉さん、私より10くらい年上のお姉さん。

私が男なら行けるか行けないかの狭間で揺れそうな雰囲気をまとったお姉さん。

兎にも角にもありがとう。

つまらないと思ったらむしろ5000円払うよお姉さん。

 

 

 

数日後

 

 

「ごめんねやっぱ無理かも😭」

 

 

 

パニックになった私は偏差値が地を這い

花は枯れ、海は荒れ、世界は滅びました。

 

 

そしてジョジョになることを決めました。

 

今これを読んでいる君がキャステット見るっていうまで、僕は手を変え品を変え言葉を変え、伝えることをやめない。

 

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おしまい。