2月⇔稽古と本番
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イカ墨のようになったりした。
チケットのことで
たくさんの人の愛に救われて
たくさんの人の軽薄な態度と言葉に傷つけられた2月。
「初舞台!絶対見に行くよ👌友達も連れて!チケット発売されたら言ってね!」
「本当にありがとう!発売されたら教えるね」
「お待たせしました、発売したよ!」
「あっ、まだ予定わからないんだ。ごめんね」
しばらくして
「いつ来てくれるか教えて欲しいっ😢」
「あー...予定わかんないから当日券になるかもごめんね!」
「そっかあ...待ってるよ〜!」
というようなやり取りを、何人としたかもう覚えてない...。
こういうのいう人は150%の確率で来なかった
わたしは初舞台だからってその二度と訪れない「初めて」に対して相当力んだし
その集大成を見てもらいたかった。
でもそんな事言ったら
毎日毎日世界中で誰かの誕生日だし
何秒かに一回誰か生まれてるし死んでるし
誰かの何かしらの記念日だし。
その「特別」が知り合いとか友達とか自分の割と身近なところの存在がどうにかなったとしても、他人は意外と軽薄なんだって痛いくらいに気づきました。
そしてそういう人たちは、今まで私が勝手に友達とか、知り合いとか思っていただけで向こうはそのラインにも達していないくらい私を思ってないことにも気づいてしまって、心の中で何人かと縁を切りました。極端かな?
私の家に「在宅は死ね」と刺繍されてあるキャップがあるのですが、まさにそういう気持ちになつて
行けたら行くねなんて言葉もいらないし、行くねっていう真っ赤な嘘もいらないし、行けないけど頑張ってもよくわからないし、ただでさえメンタルがヘラヘラしてるんですから糠喜びさせないでくださいよぶちころがしますよくらいの過激なきもちにもなったなァ。その後に
ハイパーメンヘラタイムになって
結局は誰かの何かにもなれない、何者にもなりきれない存在で、だって来させられないのなんて結局は私の責任じゃん。それくらいに魅力もない人間てことじゃん、そして私は個性的ですごい人たちの中に埋もれていくんやぁぁぁぁ...ってなったり
今となってはもうどうでもいいことだわ...
って感じなのですが。
メンヘラは寝たら一晩で回復する
その反対にすっごい嬉しいこともあって。
群馬からわざわざ来てくれる友達がいたり。
お母さんと叔母さんが来てくれたり。
私の大事にしてる友達たちが来てくれたり
(私が大事に思ってるのと同じくらいかは知らないけど向こうもきちんと友達だと思ってくれてることが嬉しかった)
道端でたまたま会った知り合いに冗談で来てくださいよって言ったら来てくれたり
スケジュール的に来れないって言ってた友達がサプライズで来てくれたり
すっごい久しぶりに連絡を取った江戸川乱歩好きな知り合いが来てくれたり
結果として何十人もの人が見に来てくれて言葉に尽くせないくらいに嬉しかったです。
今後もなかよしでいさせてねって。
来てねって軽く言えないからこそ見に来てくれたことが嬉しかった。
ありがとうございます。
来てねって誘うという事はその人のお金と時間を使ってもらうってことだからなんだか気が引けるじゃないけれど、元から舞台大好き!じゃない人が多い私の知り合いに向けてその言葉を言うのは簡単にはできないことでした。
こちらが会いに行く事はできないから
かと言って軽く「来てね」も言いたくないから
意地みたいにお待ちしてますと言ってた気がする。(来てくださいと言う人のことを否定したいわけじゃない)
タイトルは、共演者さんに言われた言葉です
4200円のチケットを買って1公演に100人の人が来たとしよう。
そしたらそこにいる人たちの払ったお金の合計は42万円。
出演者は21人。(22人)
42万を21人で割ると1人あたり2万円。
だからあなたは2万円分の価値のステージをしなきゃいけないんだよって。
できてたかなあ。それは私が決めることじゃないのでわかりませんが。
余談でした。
チケットの話は、おしまい。
稽古の話につづく。