活丼

丼の活動

一度きりの生涯誰も戻れないきっと戻れない

最初で最後のその日まで ずっと幕は開く

♩フィクションの主題歌/堂島孝平

 

こんにちはこんばんは

胃が悪いです。

どんです。

 

この二日間くらい、普通に体調が優れなかった。お恥ずかしいけれど、稽古と本番でずっと張っていたなにかが緩んだのか、わからないけどきっとそれもあって、薬を飲んでねて、Netflixを見て寝て、起きて、寝て、水を飲んで寝て、プロテイン を飲んでまた胃痛がして寝て、を繰り返していた。

まあ大学始まるのでそんなこともあと1日くらいなのですが。

 

人とも言葉を交わさない、外にもコンビニ以外では出ない。

演劇がない私は、結構無機質だと思った。

ていうか、この生活スタイルに対して苦痛を感じない。

根が引きこもりだからか。

 

 

よく、「芝居がないと生きていけないんです」

「芝居がない人生なんて考えられない」

とかいう役者がいる。

でもそういう人ほどきっと演劇がなくなってしまったとしてもその人生をケロっと生きてるんだろうなと思ってしまう。ど偏見だけど。

 

だって人間は、いろんなことやものがなくなったとしても案外それを受け入れちゃうなぁと思うのだ。

例えば私なら、最近プロテイン が急に飲めなくなってしまった。今まで飲めたのに。

本当に困っている、といえばいるけど、サラダチキンや卵で補えている。

 

昔々、本当にだいすきだった恋人を失った時。

ショックのあまり円形脱毛症になりかけた、生理も止まった。かわりに血尿が止まらなかった。

 

でも今、のうのうと誰も愛さずに生きている。

道端でいちゃつくカップルに対して、別れたらどんな顔をするんだろうか、とか想像するくらいには恋愛が他人事で、誰かを愛した心の感覚がもうわからない。

ペーパードライバーになってしまった。

でも受け入れている。

 

そんなもんだ、というのが私の人生の経験の中でできてしまっている。

本当にしんどいとき、「今」がとても苦しいのだから未来なんて見る視野はなく、「そのうちいいことあるよ」なんて喉元を通り過ぎた人間からの言葉なんて響かない。

自分がどうにかしたいのは「そのうち」ではなく「今」なのだから。

 

自分が今とても苦しんでいる題材としては間違いなく「大学」なのだが、それも留年をしながらも卒業した先輩たちからしたら「そのうち卒業できるよ」なのだ。

 

ふーん、となると。

私はここ数年、演劇をしているときに何度もそれでしか味わえない気持ちや体験をしてきて、すごく楽しい「今」があって。

それがいつかなくなったとしても、のうのうと生きられてしまうのだろう。

なにかしらで生きてしまうのだろう。

 

ただ、やはり見えない。

今が楽しいからそうなった場合の未来を見る視野なんて持っていない。

となるとやはり、今の私を生かしているものは演劇で、次の予定を想像すると心が動く。

 

芝居をするために生まれてきた。なんて先天性はなくても私はお芝居が好きなんだろうな。

なくなったとしてもきっと生きちゃうけど、でも失くしたくないものなんだろうな。

 

 

どんより。

 

 

 

あたしは君のメロディーやその哲学や言葉全てを

守るためなら少しくらいする苦労もいとわないのです

♩幸福論/椎名林檎

 

こんにちはこんばんは

しばらくジムに行けてなくて少しくらい体重が増えてしまったんじゃあないかと思うたのですが、全く変わってなくてホッとしました

プロテインを体が受け付けません。

どんです。

 

改めまして、レティクル東京座劇団員として初めての公演が終わりました。

なんだか全然、ほかの公演よりも寂しくないです。

 

積み重ねる1個のものとして捉えてあるからかも知れません。

 

とても抽象的なたとえになりますが、私の中で一つ一つの公演はそれぞれの人生の始まりから終わりのような感覚で、つまり、公演の終わりは言い方を変えれば死を表します。

そして次の公演が始まったら別の人生を生きて(生まれて)、また死んで。

何を言っているんだ私は。

 

……何が言いたいかというと、より刹那的というか、「ただただ過ぎ去っていくもの」というような感じなのです。

私の中に貯まらないものというか。

そこで培った技術(あるのか?)とか、生まれた人とのつながり、とかとか、そういったもの全て、私の中に蓄積はされていくのですけど、それもこれも、つぎはぎのようで、ぶつ切りな感覚です。

一個一個の公園が終わる度に

「名前を付けて保存」を押していくような。

 

でも今回初めての感覚を覚えて

「レティクル東京座」というフォルダに

「上書き保存」という選択肢が存在する瞬間がありました。

 

それは打ち上げが終わる時あたりでしょうか

もうそろそろえんもたけなわですが、的な感じになり始めた時に、私の中に新しいフォルダが生まれて、そこの一番下に一つ、劇団員との歴史、劇団に私が存在した記録、記憶……まあとにかくそういうようなものが溜まる音がしたんですね。

ああ、もう過ぎ去っていくものではない、これから上に上に積み重ねられていくものなんだと、改めて思いました。

 

新春かくし芸大会のあの、あれみたいな。

 

やっとレティクルの一員になれたんだなという気持ちが芽生えてきました。

「劇団員になる」って、その事実はあったとしてそれに気持ちが追いついていなかった発表当初、皆からのお祝いの言葉で少し、あ、なったんだなと思いました。それくらい。

 

入団式の挨拶でも少し触れたけど、いただいた真っ赤な隊服に袖を通した時

「着られている」ような違和感がありました。

体に馴染みがない感覚。ピカピカのランドセルを背負った時の感覚。

でも、この公演で芝居の中で何回も袖を通して、感覚的には小学三年生くらいにはなりました。

私が着るためだけに作られた服、劇団員としての制服、これからもたくさん着る機会が生まれすように。

 

と、ひと段落話がしたところで、ちょっと自慢させてください

⤵︎ ︎これ

f:id:dondayo:20190924155813j:image

これこれこれこれぇ〜!!!!!!

 

私ィーーーーー!!!!!!!!!!!!

 

今回、「受胎告知」「千年王國」と二本立てでお送りした中で、「受胎告知」の方で主演を努めさせていただきました。

 

唐月スウという役です。

「電脳演形キャステット」(今年四月にレティクルが上演した作品)を描いた「アイドル怪盗レオノワール」(2年半くらい前にレティクルが上演した作品)の時代に生きている漫画家です。

 

の、びずゅある!!!!!これ!いめーじびずゅあるに!なってたの!わたすが!いえええい!!!!!!!ネタバレ解禁になるまで一応言わんとこと思って黙ってました。

 

パンフレットの、劇団員としての展望の欄にフライヤーに載りたいと書きましたが、半分叶っちゃったようなものですね☆(?)

本公演の方のフライヤーにも載れるよう、もむろんばちぼこに精進いたします。

 

話をちょいと戻しますと、劇団に入って、いきなり主演をさせてもらって、しかもその役が主催の赤星ユウさん(の要素も混じっている)キャラクタァなんて…その期待にめちゃくちゃ光栄な気持ちと、うまくできなかったらどうしよう(なにをもって「うまく」なのかはわからないけど)という不安とで板挟みになりました。

 

本公演よりもずっと蜜に、丁寧に進んだ今回の稽古はそんな私の不安を吹き消してくれました。役者として知らなかった基礎的な知識を学べたり、本公演よりもユウさんとの距離が近くキャラクタァや脚本の意図のことについて深く聞いたり、考えたりできる時間がおおかったので、スウをどういう風に演じようか、この物語の中でどうやって生きようか、たくさん時間を使って模索できました。

 

ユウさんの演出の言葉は私にとってすごくわかりやすくて、スウは私にとってとても遠いところにいるキャラクタァでしたが、演出の言葉に導かれるまま、その一言一言の意味を想い、自分なりに解釈してブラッシュアップする作業がとても濃密で、確実に私の役者人生の中で「贅沢な時間」となりました。

逆に、今までの私の粗雑さを感じるきっかけにもなりました、ふぁぁ……前にもブログにちょいと書きましたが、「どこまでいっても」そこは見えず、やればやるほど自分が何もしていなかった時にいかに何者かであるような錯覚をしていたことがわかります。

無知の知といいますか。

ユウさんはたくさんそれを教えてくれるので、私はトマトのようにそれを吸収して、真っ赤になっていきたいと思います。(作文)

 

書きたいことをひたすら書いたのでしっちゃかめっちゃかだ。

 

ここからもっと書いたのに消えてる

fuck!!!!!!

思い出しながら書き直します。

 

三日目か四日目、楽屋でなかみーさんがいきなり壊れたようにダー……なんたらのモノマネをはじめて(スターウォーズの悪役らしい)

それをみんな死ぬほど笑っていて、私はスターウォーズ知らないのでなかみーさんが急に気が狂ったようにしか見えなかったのですが

その瞬間頭の中にフッと二年前の私が現れて、

 

みんなが笑っている光景が一瞬だけフィルターがかかったように色がかわって

なんかこいつ急に変なこと言い始めたな、お前の方が気が狂っているじゃあないかという感じですが、あの頃の私にとって、今目の前で起きていることはかなり非現実に感じられるんだろうなとそういう感じです。うまく説明できんけど。

 

あの頃のあなたは、なかみーさんが怖くてたまらなくて、青海さん以外と話せなかったくらいに人見知りだったね。

今はもうなかみーさんにかんしてはため口だし、青海さんにはさらに馴れ馴れしく「ぎゅー、しな」とか言っちゃうよ。アスナさんに対して童貞も発動しなくなったし、さわさんともフラットに話せるようになった。しんさんに写真撮りましょうよと気軽に言えるようになって、あぐとはとてもちかく、仲良くなったよと。言っても、信じられないかな。

「劇団員になった」ということを証明するものが、何でもない、くだらない話をしている楽屋の光景がなにより「それ」を物語っていて、二年前の私は消えました(眠りました)

 

マジで消えたこともあっていよいよ何を書いていたかわかんなくなってきたけど

こんなんだった気がするよ。

ふふふ。

 

f:id:dondayo:20190924182758j:image

絶対極星になりたい。

 

どんより。

なんでこうかは なんでそうかは お願い言わないで

♩縷々/RADWIMPS

 

こんにちはこんばんは

原田ちあきさんの毒ワンピース、絶対私に似合うと思ったのに売り切れですごく悲しくなりました。

どんです。

 

最近、走ったりなんだりしていて

はじめは時速7.5キロですごく苦しかったのに

最近は時速9キロをアベレージに走れるようになってきて嬉しかったり

なんか少し顔小さくなったんじゃない?って嬉しかったり。

極論、誰かに褒められるよりも自分でこりゃ頑張っただろうってことをして自分を認めることの方が自分を好きになれる気がして(でも褒められることは好きなのでたくさん肯定ペンギンしてください🐧)

そんな小さいことを楽しみにというか

積み重ねを自分の自信の裏付けになるように日々をどうこうしていたわけですが

 

本当にやればやるほどに心はしんどくなる瞬間があって

走れば走るほどに、なんでこの程度で疲れるんだよとか、やってもやっても憧れとしている人たちに追いつけないビジョンしか見えなくなっちゃったりとかして

でもこれはネガティブとかじゃなくて、現実が見えてきたもんだとおもうんす。

 

何にもしてなかった頃の方が、何故か根拠のない自信がどこかにあったりとかして、自分の体力を過信したりして。

そんなことはないんだぞ(若くはないんだぞ)と、やればやるほど見える。おこがましい自分に気づく。

タピオカミルクティーも最近はあんまり魅力的に見えなくなってきたなぁ

 

走るのが習慣化してきたから、もっと身体を動かす方向を多様化しようと思い立ち、ダンスも習おうと体験レッスンに参加してきた最近なのですが、レッスンが始まる前からすごい身内感そしてすごい踊れそうな人たち感が出ていて、

 

いわゆる…陽キャみたいな人たちがたくさんいて、こりゃどうしようかなぁと早々に辛くなっていたら

「二人一組でストレッチするので組んでください」って

まあ、私一気に一人ぼっちになって先生とするわけですが、かったい。

もうこの時点で心もカチカチだし、身体も言わずもがなだし、小学生の時に体育で二人一組で組む相手がいなくてクラス中から避けられてるような女の子と組む羽目になったことまでおもいだしちゃって、私、根っからの陰キャだなあって再確認したところで

 

みんな基本的な用語が習ってある前提でレッスンは進み、鬼のようなスピードで振り落としがされて、みんなは当たり前みたいな顔してそれについていってて、え、ええもう、私どうしたらいいの…って必死に食らいついているところで先生が

 

「ハイじゃあ4人づつ踊ってみて!」

と死亡宣告のようなことを言いはじめるもんだから、もういよいよ気が狂ってしまうと思ってスタジオの外に出てしまいました。

 

情けなかった、やっぱりやればやるほど自分がいかに何者でもないか、吹けば飛ぶような存在なのか、わかってしまいました。

向き合うのが怖かった。

で、なんかおかしいなーこんな厳しいレッスンがずっとなのかなーって時間割をよくみてみたら、比較的上のレッスンを体験していたことがわかって、本当はもうダンス習うこと自体やめてしまいたかったけど

今度はやさしいクラスから受けて、できないことにちゃんと向き合わないと一生逃げだ、って思って苦しいけどそのスタジオに登録することを決めました。

 

やっぱり、やればやるほど、だなあ。

 

どんより。

キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ

風の強い日を選んで走ってきた

the pillows/Funny Bunny

 

こんにちはこんばんは

最近ランニングをサボりがちです

筋トレも並行したい

どんです。

 

ブログでそういえば具体的に語らなかったんですけど

 

レティクル東京座の劇団員になりました!

これね、Twitterじゃ1回しか書けてなくて

なんかしつこくなっちゃうなとおもって。

でも足りないなあ、何回でもどこかしらで書きたいなぁと思って

発表した次の日はInstagramのstoryで書いて

それでもまだ足りなくて

昨日はLINE@で書いて

まだまだ足りなくて

今こうしてブログを書く口実にしてるわけよ。

 

書き足りない。

全世界のありとあらゆるネット回線を一瞬だけジャックして

「レティクル東京座の劇団員になりました!!」

とだけ言いたい。

 

それくらいの気持ちです。

 

ずーーーっと、ずっとずっとずっと

ずーーーーーーーーー

ずーー

 

……っと言いたかったことです。

きっとこれ言ったら喜んでくれるんだろうなという人たちにも、知らんぷりして。

口がむずむずするのを必死にこらえて

発表する日舞台の本番だったんですけど面会でも「あーなんかあるっぽいねー」くらいで留めて

 

内心どちゃくそに

「俺!!発表!!!おれおれおれ!!!!」

って思ってました。

 

一人芝居での私はクリティカル奥多摩座という似たような似てないような団体に入っていたらしいですが、この世界線の私はレティクル東京座劇団員になったようです。

 

嬉しい反応、そうじゃない反応、Twitter劇団の一員としてできる限りのエゴサはしまくって把握しました。ふぁぼってなくても見てるのたくさんありました。

願わくば、このお祭りがずっと続けばいいなぁなんておもってました。

 

なにしてても、あ、私レティクルなんだ〜

って、思い出しちゃって。

特に走っててめげそうな時に思い出すんですよね、

なんか、とても情けないことに自分がメインどころを張るようなビジョンが今までなくて。

 

それだけの実力の裏付けがないってのが一番の理由なんですけど

 

もらったお手紙で、「これからどんちゃんがメインを張るかもしれないのが楽しみです!」という声をいただいて、なったからにはこんな私ですけどガツガツして、体力も実力もつけたくてその景色を見せたい!てか自分も見たい!

って心底ぐっときてね。それを自分についてる冠を思い出す度に同時に思い出して、頑張って走りきる(笑)

 

こんな私、ってのもいろんな意味があって

こんな実力も足りない私

こんななんにもない私

こんな経験値がない私

個人的に一番きにしちゃうのは、レティクルにおける経験値が一番少ないのが私なんですよね。

レティクルどころか、芝居歴とか含め諸々ね。

 

王子の時代のレティクル東京座も知らない。

だからその分みんなが共有してきた景色を知らない。

そんなものは出会ったタイミングの話ですから

どうにもならないとわかっていても

みんなが話してる話がわかんないときとかあって、それがぶっちゃけ寂しくて、どうにも埋まらないものだなと感じてます。

 

だからこんな私は、これから劇団員の皆さんと共有していく景色を見て、それをたくさーーんふやしていきたいなっておもってます。

それを期待してユウさんもお誘いくださったんだと思ってますし、そうだきっと。

どんなものなのかなと今から好きに想像して感極まるくらいには感情豊さんです。がはは。

 

何が言いたいのかわかんなくなっちゃったないつものことながら。

 

あ、そうそう寂しがらないでよね。

なんかそういう声もあったけど

別に今日からブラジルにコーヒー作りに行くんで会えませんとかじゃないから(極端かなあ)

できなくなることもあるけれど、私はちっとも寂しくありません。

だってあなたにも、どんな景色を見せられるんだろうなぁということばかり考えちゃうからです。

それに、劇場きたらいつでもいるの変わらないし(笑)

あなたが芝居がない時にも私のことを考える時間があるように、私だって同じように考えています。というのを忘れなきゃ、寂しくないよ、知らんけどお🙄

 

f:id:dondayo:20190809031934j:image

 

かっこよ。

改めて見ても。

なんかこう見ると自分だけデブなの気にならないな、渡邊さんがうまいことアス比調節してくれたのかな()

みんなスタイルよさみあきこ

顔もよさみあきこ

 

もういよいよとっちらかってきたな。

 

これからもよろしくね

強めのよろしくね!

またあそぼー

 

どんより

本音をいうと結婚したいんだすぐ

だから素晴らしい

 

岡村靖幸/マシュマロ・ハネムー

 

こんにちはこんばんは

最近毎日走ってたらまあまあ絞れましたが誰からもつっこまれません、そういう体型です。

どんです。

 

公式愛人 チェックイン公演

『ミス・キャスト』

全公演終了いたしました。

ご来店ありがとうございました。

f:id:dondayo:20190805021148j:image

毎度のことながら、演出を務めた表情さんの現場はチケットが凝ってて可愛い。

見た人に意味がわかる半券ってあとから思い出した時に特別ですよね

 

そういえば、表情さんってとってもキュートでラブリーで、母性もあって最高ですよね……

 

一人芝居の時に表情さんと1ヶ月一体一でべったりで、案の定この現場が始まってから独占はできなくなり(ってか私くらいにベタつく人もおらんかったけども)(あたりまえ体操)

SNSとか現場とかでほかのキャストといちゃつく表情さんに嫉妬して怒り狂う

という、半分本気で半分ポーズをとっていたんですけど

 

面白くなくても笑っていたらほんとに楽しくなる、悲しくなくても泣き真似してたらほんとに悲しくなる、的な原理なのか

最近本当に心の底から嫉妬しているのかどうか、自分でもわからなくなってきて怖いです。

 

っていう私の気持ち悪い話は置いておいて

 

今回は「ミス・キャスト」な3組のカップルのお話で、私はレズビアンカップルを演じさせていただきました。

 

この作品はほんとに過去の自分の恋愛観を映し出していて、昔のわたしこんなだったなぁと、散々言われた「めんどくさい」を反芻しながら向き合いました。

恋人役のリリさん(佐倉仁菜さん)にトドメのように言われる

 

「あんたのその悲しみに、いちいち付き合うのが面倒くさいからだよ」

 

というセリフ。毎回、本当に痛かったなあ。

その度に昔の恋人に言われたさまざまな「面倒くさい」が頭の中を巡りました。

 

高校生の頃、付き合って2ヶ月記念日を忘れた恋人に対してブチギレて家を飛び出したり(一人暮らしなのに)

一方的な理由で不機嫌になってはその場で立ち止まって駄々をこねたり。

いやめんどくせえなマジで、書いててイライラしてきました。それに付き合わされるのも、精神が磨耗してしまいますよね。

まあ痛い目もみまして、今はユキナな私ではないと思います、多分、おそらく、きっと。

 

ユキナは根っからの「恋」の人だったなぁと思います。

相手の気持ちを試すためにわざと突き放したり声を荒げてみたり、憎まれ口を叩いたり。

縛ろうとしたらしただけ離れてしまうのに、愚かなものだなと。

 

私の中でたくさん考えた結果

「恋」と「愛」の違いを自分の中で定義付けました。

 

「恋」は自分勝手で自分が満たされるために動くもの

「愛」は相手の幸せを尊重できるもの

である、と。

これどん図鑑の中のものなので!クレーム受け付けないので!異論は認めます。

 

だから、まあ自分のヲタクから

なんで◯◯してくれないんだ的に見返りを求められると「恋」されているなあと感じるし、存在してるだけでありがとう的な感情を向けられると「愛」されているなあと感じます。

別にそこに良し悪しはあんまりなくて

根底にある「好き」の形が違った矢印で向けられているだけだなと思うだけです。

あまりにもうがっているとキレかけますが。

結構キレやすいのでキレキャラでいこうかな…そんなことはどうでもええわ…。

なんでヲタクを引き合いに出したかって?

 

最近とんと異性から好意を向けられることなんてないからですね、がはは!喪女!!!!!!

こんなに過去の恋愛のメモリーから引っ張り出してきたのも、最近の私の恋愛フォルダのメモリーがめっきり更新されておらず、錆びかけてるからです。

 

いやここだけの話、相手役がこんなお方じゃあ

 

ないですか。f:id:dondayo:20190805023830j:image

 

 

だからね、ふとした瞬間とか何度も思うの、本番とか稽古とか関係なく

 

 

顔良すぎ、好きになりそう」

 

 

とね……。

そういう意味ではひっそりと更新されていたのかも知れません。

裏芝居でも「リリさん、今日も顔が良いね、良すぎて驚いたよ」とかヒソヒソおしゃべりしていました。

 

仁菜さんと劇場でふれあっていた時に(いやらしい意味じゃないです)

何度だって顔が良すぎて驚くし、気づけば仁菜さん(リリさん)とのありもしない捏造された思い出が脳みそを支配し始めて

「面倒くさいからだよ」

って言われるシーンの前はいつも

 

「今からあんなに笑顔で接してくれてた人に面倒くさいとか言われちゃうのかよ」

って裏で落ち込んだりするくらいにはのめりこんでおりましたね、ここまで読んで気分の悪くなった方、申し訳ありません。

仁菜さんのヲタクの方、刺さないでください。

 

リリさんと過ごしてきた11日間も今日でおしまい。寂しいな。

裏で待機してる時に触れる肩の体温とか

 

アドリブでドンずべりした後、メンタルを強く持とうという裏でのヒソヒソ話とか

 

ケバブを買いに行ったはいいけどお互いに全部食べきれなくて苦笑いした日とか

 

眉毛を書いてもらってる時につい目がいってしまう胸元とか

 

えええーーーーーーーーーん

えんえんえんえええええええん

 

このロングランで、わたし自身少しは「愛」の人になれたのかなーなんて、すこしおもいます。

 

まーたまとまんないけど

またね!

どんより

 

P.S. だいすきな劇団に入団しました。

 

パンのジャムも服に付いちゃって

あーあ 女の子って難しい 

♩絶対彼女/大森靖子

 

こんにちはこんばんは

全くねれなくて、いつのまにか亀戸の満喫にいたというまっつんさんの相手をしながら書きます、どんです。

 

最近色々変わって、なんか少し痩せて

ハリネズミはいなくなって、卒業できないかもしれないって淵に一気に立たされて

あーあ大学生って難しい

 

今思えば大学生らしいことなんて全くできなかったなぁなんて思うんです。

合宿、サークル、友達、ゼミ、

………合コン?

そんなものは芝居のエサになって、どんどん時間は流れて、ていうか別に芝居してなくても大学は私にとってつまらないところだった。

 

軽音サークルがワイワイやってる横で芝居する前の私もその人たちのことをくだらないって顔で見てたの今更思い出しました。

ほんとは羨ましかった気持ちもあるくせに

 

「女子大生か〜」

って言われるたびに

なんか自分の中で乖離してるかんじがすごくて、そういう意味でもやっぱり向いてなかった気がする。

 

キラキラした後輩たちが、あーだこーだと話している横で私はモソモソとご飯を食べて

最近の嬉しいことは大学の近くにあるおかずが選べるお弁当屋さんでお兄さんが私の時には安くしてくれたりおかず多くしてくれたりって、演劇と関係ない世界との繋がりってそれくらいで

あとはポケカのジムバトルに行って勝てたとき

世界から少し肯定された気持ちになる。

 

強いカードを持ってるから強いんじゃなくて

確かにそれもそうなんだけど自分のターンでのプレイングで一つ一つ選択して、これがこうだから多分次はあーなるなとかそういう一個一個のせんたくまちがってなかったんだなぁ、私賢くない?偉いなぁ。えらい。ってなるんですよ。最近ガチになりすぎてて、このデッキで勝ちたいってやつまで出てきちゃって。調整を重ねたり。

って、そんなことはどーでもよくて

 

大学にいるときには私はほんとうに空気で

誰も私のことを見えない

誰も構わない、楽だ。でも

世界から見たら取るに足らなすぎる存在なんだなと毎日実感しています。

 

世界のどこか、誰かの中では取るに足る存在である自分もいること、きちんとわかってますよ。完全にオフの状態だと、どれだけきちんと身なりをしていても私は空気みたいになるのですってそういうことが言いたくて。

 

どれだけ私が一生懸命作り上げた一人芝居も、これしてたので授業出られませんでしたってフライヤー渡したところで「ああ、そうなの」で片付けられてしまう世界が大学だということ。

 

いいけど別に。自分のこと認めてあげられていろんな人の記憶に残ったであろうあの空間が存在していた3日間がある事実は誰にも侵せない

私が芝居をしていることも否定させない。

 

ここまでなんの苦もなく1000文字

レポートだとウンウン唸りながら書いてるのにな、やっぱ違いますわこういうのとは。

 

別に何がいいたいみたいなブログでもなくて

それこそ取るに足らないブログです。

こういう感じの記事は誰かに向けて書いてるものでもないしなあ。告知のやつでもないし

言葉をそんなに選んでない。

 

近所にある気になってた喫茶店のバターが丁寧にぬられた食パンが美味しかったこと

 

プロテインを口の中で貯めないで飲めるようになったこと

 

三キロ辛すぎず走りきれたこと

 

ニャースのあいうえおを見てニャースのエピソードよりもコジロウの「友達なんだし、ね?」ってセリフに泣いちゃったこと

 

人からもらったコロッケが美味しかったこと

 

今回の役でななさんの顔をたくさんまじまじと見られること

 

みくにんとお泊りする日が決まったこと

 

それくらい。

あなたの最近も教えてください。

最近忙しくてツイッターマジマジと見る時間減っちゃってるから。

 

どんより。

壊れたイヤホンで耳を塞ぎながら

あなたの名前をつぶやきかけた

forevermore/宇多田ヒカル

 

こんにちはこんばんは

モダンスイマーズを見てから宇多田ヒカルがひどく悲しく聞こえます。見てください。

どんです。

 

イヤホンがない、ていうかさっきまでしてたはずなのに

「ピポン」

という電源を切る音まで耳に新しく残ってるのになんでだろうか。

 

家に帰ってきて

ベッドに腰掛けて

イヤホンの電源を切って

スマホをいじっていたら寝てしまっていて

起きてお風呂に入って

髪を乾かして

明日の支度をしようとバッグにイヤホンを入れようとしたらなくて

 

 

ん…………。

ああなんかモヤモヤするから探してから寝ないと

そう思い立ちまるごとゴミ箱みたいな部屋を探索して空のペットボトルを拾っていく

 

ポイポイ

すごい出てくるな

ぽいぽいスプラッシュ、盤面が揃えば一気に強いんだよな

でもあと一声なんか、足りないカードがある気がして

ぽいぽい……

 

ぽいぽい……

いつもならここら辺で見つかるはずのイヤホンがない

 

やめてくれよお気に入りなんだから

しかも貰い物なんだから

 

空のペットボトルを捨てに行く

ついでにAmazonダンボールも潰して持つ

 

ゴミ捨て場のドアを開けようとした瞬間手からペットボトルが転げ落ちてやたらと大きい音を立ててロビーにころろと転がる

 

えーーーめっちゃ大げさじゃん

大して酔ってないのにめちゃくちゃへべれけな顔してる人みたいじゃん

きもちわるっ

 

きもちわるって

最近見てる水溜りボンドのトミーの口癖が移ってきてしまった。

 

あーもーこういうとこ、こういうとこだよ

こういう小さいところから……

と、どこかで自分が言った言葉がリフレインしていく

 

ダンボールと、ペットボトルを一つづつ捨てて

 

部屋に戻る

 

やっぱりない

方々に散らばってるゴミたちをまとめて多少床を見やすくする

 

やっぱりない

 

いやおかしい大体こんなことは

部屋の中でモノがなくなるのは私あるある1位なんだけれどもここまでないのはおかしい

だって掃除もしたし(?)

 

まさかと思ってお風呂、トイレ、洗濯機の中、冷蔵庫の中まで覗いて

 

やっぱりない

 

今日聞いていた最後の曲が脳内を流れる、明日から聞けないの?嘘でしょ?

そう思っただけで軽く胸がぎゅっとなって

気づけばどれだけイヤホンに執着しているかを自覚する。

 

やめてやめてもう、流石にここになかったら無いでしょ?てかないよ、こんなとこに落ちないよそんなに時間経ってないもん

 

そう思いながらベッドの下を覗き込む

 

逆さまになったベッドの下の世界は私がこの数カ月で蔑ろにしていたもので溢れかえっていた。

 

床に散らばして拾いきれなかったポケカ数枚

提出しなきゃいけない学校の課題

賞味期限のいつ切れたのかわからない食べられなかったおにぎり

綿棒のゴミ

もう、余計にげっそりして

 

 

イヤホンでここまで取り乱してる自分ってなんなんだ?明日も予定あるのに

イヤホンのことで頭がいっぱいでどうしようもない

 

 

イヤホンイヤホンイヤホンイヤホンイヤホン

 

イヤホンがイヤホンでイヤホンにイヤホンをイヤホンしてイヤホンだからイヤホン

 

 

イヤホンてなんだそもそも

イヤホンてなに?どんな形?何をするもの?私にとって大事?イヤホン、イヤホン……イヤホイ……

 

イヤホイ……はらじゅくいやほい……きゃりーぱみゅぱみゅ……

 

もう意識が宇宙まで飛んでいこうとしていたところで

 

おもむろに布団を全部ひっくり返した

でもない、やっぱりない。

もう一生、巡り会えないんじゃないか、イヤホンに。なんで、こんなに好きなのに。

ごめんってば今まで、もっと大事にするよこれからは、俺が悪かったよ。

なんてクソ男しか言わなそうな言葉を思いながら

 

 

でももう、むしろ1回イヤホンの概念ごとリセットしてしまって寝たらいいんじゃないか?と一回電気を消す。

 

いやもう落ち着かないよ

無理だよ

と、このブログを殴り書きする。

 

チラっと視界に赤いものが見える

え?これもしかして

と、赤いものをつかむ選手権が行われたとしたらきっと世界一になれるくらいのスピードでそれをぐいっと引き上げると

 

 

イヤホン!!!!!!!!!!!!!!!

 

てかなんなんだよさっきお前そこにいなかったじゃん反抗期かよイヤホンに反抗期ってあんの?ないの?もういいけどさ!!!!

 

こころなしかなんか、してやったりみたいな顔してんじゃねえよお前

はいはい私の負けです

いや勝ちです

だって部屋が少し綺麗になったもん

そういう目的でしょ?あなたも。

て、もうイヤホンに話しかけてる寂しい女じゃないですか、外は雨だし、もう見つかったしもういいやなんでも。

 

 

めっちゃ探してるものってどーーーーでもいいところにあったりしますよね、寝ますね。

 

イヤホンよりf:id:dondayo:20190616003302j:image