3月⇔本番
回を重ねる毎に
はじめは、空気でいい、違和感がなかったらそれでいいと思っていた気持ちがなくなって
誰かの目に留まりたい、良くも悪くも(悪かったらやだけど)記憶に残りたいという気持ちが強くなっていきました。
特に気合を入れていたのは
「陰々滅々」
という曲で、この曲は一人一人違う踊りをするのですが、稽古の時にダメダメで...
できる人のやつをコピーしてってなって
私はばろんさんこと窪田さんに振り付けをしてもらってそれを覚えました。
容量が良くないので、動きを自分のモノにするためには何十回と同じ動きを繰り返して覚えてそれにキレをつけていきました。
本番でも、裏でギリギリまで毎度動きを確認して最高を更新できるようにしていた...つもり...です。(それは私が判断することじゃないから何も言えないけど)
それと、話は飛びますが舞台は生き物だってすごく感じました
お客さんが静かに観ている回もあれば
なにしても笑いが起きる回もあって
そのリアルタイムな反応がいいプレッシャーで、楽しかったです。
見られることは快感であって、恐怖です。
舞台に関して悪い意見を見てしまった次の日の公演は舞台に立つのが嫌だなって思ったりも正直したけど、万人に通用するものなんて存在しない。こんなに頑張ってるんだからあなたは大丈夫。ってメイクの十郎さんに励まされてメンタルを持ち直しました。
知らない人に賛否されるのは慣れなくて戸惑った。
お金を払って時間を使って見に来て
その中でいろいろな感想を持つのは当たり前だし、こちらはその時の100%を届けるしかできないから。
どひゃー!
つづく