大丈夫なんとかなっちゃうよ
♩星降る引きこもりの夜/でんぱ組.inc
こんにちはこんばんは
リングフィットって結構きついんですね
どんです。
たまに、人間ってこんなに涙が出ちゃうもんなのかと思う瞬間がある
千と千尋の神隠しでおにぎりを食べるシーンとか
いつだか、松澤くれはさんのお芝居で主演の方がボトボトと泣いていた(すごく勢いよく涙が出ていた)シーンとか
いつも他人事としてみているそれはたまに自分に降り掛かってきて
気づいたら自分もボトボトと泣いていることがある。
例えば昨日だって急にボトボト泣く夜だった。
たまあに訪れる、人生に絶望する夜だった。
詳しくは特に大したことでないので言わないけど
自分の生まれや育ち、今までの人生は人の数だけあるもので、ある程度の年齢までは自分の意思で選べないもので。
そういった理不尽さに打ちのめされてしまう夜だった。
いつもなら少し傷つきながらも受け流したり立ち向かえるものも、なぜだか昨日はもう立っていられないほどで、道端でしゃがみこんでしまった。
演劇的に見たら道端にしゃがみこんで泣いている女なんて、如何にも面倒そうだ 。てか演劇的に見なくたって面倒だ。
ペト、ペト、と音がして、なんだろうと思ったら涙が落ちてアスファルトに滲みる瞬間の音で、なんかアホみたいな音するなぁと笑ってしまった。
笑える余裕はあるのだから、今日の夜が寒くなくてよかったと心から思った。
呼吸がうまくできなくて、頭がぼーっとしてきて、はじめは自分の意思でしゃがんだはずなのに最終的には強制的に引力で地面に貼り付けられているくらいに立てなくて困った。
こういう時、どうでもいい昔のことが紐つけられて思い出される。
高校生の頃、部費の一部がなくなって部活内で不穏な空気が流れていた頃、同時期に友達と喧嘩して、部費を盗んだのはお前じゃないのかと根拠もなく責め立てられた時。あの時もこうやって地面にへばりついて息ができなくなってしまったなぁと思い出してた、今思うとしょーもないいちゃもんにそこまで傷つけたなぁと思う。
フラフラで家に入って、ほうれい線に張り付いているファンデーションがカピカピになっていて如何にも泣いた後の女だ。
もっと本当は可愛いのになぁと風呂に入る。
シャワーの湯気と顔に当たるお湯がいつもよりも柔らかく感じて、それでも泣いてしまうほどにこころがどうにかなっちゃっててはあもう嫌だなぁなんて思う。
教育にお金を使われた人生、使われなかった人生、直接的な愛の言葉をたくさん受けて育った人生、うちの子なんてと言われてきた人生、そもそも親がいない人生、親がいても幸せとは限らない人生、もはやガチャなくて、本当に人生は大げさなガチャでしかなくて、私はおそらくRで、目の前をSRやURが楽しげに生きているのを目の当たりにしてしまったとしても、 その都度自分のランクに向き合ってRを受け入れる努力をしていかなければならないのだな、もしこれからも生きるのであれば。と強く思った夜だった。
本当に疲れた、し、今もなんならその絶望を軽く引きずっているし、ストレスでお腹の調子は悪い。
ただ、よく泣いた日はとてもよく眠れる。
そして目覚めもすっきりだ。
どんより