活丼

丼の活動

上海蟹食べたいあなたと食べたいよ

上手に割れたら

琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり

 

こんにちはこんばんは

窓を開けて寝てもまあギリ耐えられるくらいの気温になってきましたね

どんです。

 


ここ最近、毎日料理を作っています、最近というか、1ヶ月以上?ほぼずっと。

家に引きこもるついでに自炊までマスターしちゃって、私ってばいい女になりすぎでは…?と自分で自分を褒めつつ。

 


料理は楽しい!片付けが嫌だからやらないだけ。と思っていましたがそれは間違いでした。

料理は楽しい、作りたいものを作るときは。

たしかに何を作っていてもある程度の楽しさや達成感はあれど、限りある食材で毎日のように違う献立を考えようとして勝手に自分を追い詰めてしまったり

思うような味付けができなくて落ち込んだり

自分の中の「こうあるべき」に傷つけられることも多いです。

 

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(春菊のジェノベーゼ、アボカド添え。これはジェノベーゼソースから手作りしました)

 


でも、ある日ぼーっとNHK(ワイドショーが苦手なのでNHKばかり見ている)を見ていたら、料理研究家土井善晴先生がなんかを混ぜながら

 


「そんなね、機械じゃないんですから均一にならないのは当たり前ですよ、ここはマヨネーズが多いなとか、ここは味が薄いなとか、そういうのを感じられるのもまた良いことなので、別にいいんです」

 


的なこと(うろ覚え)

を仰っていて、私の心にぐさっと来ました。

 


1グラム、1㎖正確に…と計量の鬼のようになっていたガチガチの価値観がぶわっと溶けていったような気がしました。

 


土井先生は一汁一菜の方(お味噌汁と白ごはんとなんか一品あればいいという教えの方)で、彼のインタビュー記事を読んだり動画をみたりするほど、料理に対する強迫観念がどこかへ行ってしまいました。

 


今は、きちんと測るところは測るけれど、きっちり測っていたころの手の記憶を元に

「大匙1」とか「小さじ1」くらいならもう見ないでいれちゃってます。

それも、一度はきちんとやっていた経験があるからできることだと思うので。

 


これからはきっちりと適当のハイブリッドで料理をたのしもーっとおもいました。まる

明日は余ってる春菊でお味噌汁作ろう。


余談ですけど、低温調理機はQOLが爆上がりするので持っていた方がいいとおもいます。

安い肉でもとろっとろのでろっでろにうまくなりますので。

気軽に貴族になった気分を味わえます。


どんより