活丼

丼の活動

何を書いたかはナイショなのさ

遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ

♩ぼくらが旅に出る理由/小沢健二

 

こんにちはこんばんは

寝よう寝ようと思えば思うほどねれない。

どんです。

 

どんちゃんと旅行とか行きたい〜」

 

学校の授業帰りの電車の中で彼女はにこにこしながらそう言い放った。

 

何をいってるのかさっぱり分からなかった。

紐解いてみると

どんちゃん

わたしのあだ名

「と」

接続詞

「旅行」

よその土地へ行くこと

「行きたい」

動詞の連用形

 

わたしとよその土地へ旅に出たい

って、正気で言ってるのかこの人は…

とりあえずうんとかすんとか言わなければ。

「行きたいぃ…(^_^)」

 

………笑顔が引きつってなかったか

嬉しいけれど素直に受け取ると嘘だった時大ダメージだ。

すげえ社交辞令を言ってくる人なんだというのが素直な感想だった。

 

いやそりゃ、行きたい、行きたいですよ。

こんなにかわいい子が…

共に旅に出て、美味しいものを食べたらニコニコとまた笑うのでしょう。綺麗な景色を見たら瞳をキラキラさせるのでしょう。

そんな想像だけでむせかえってしまうほどのドキドキなのに、それを現実にしようだなんて

てかほんとにわたしに言ってます?

寝言は寝てから言ってください(バチギレ)

くらいに、彼女は遠い存在なのであった。

 

ここまで「彼女」のことを全く説明していなかった…

説明しよう!!!

高井つき奈さんとは!

わたしの唯一の大学同期のお友達である

見た目を少ない語彙で表現するのだとしたらそれはまるでリアル二次元。

画面から飛び出してきたような女の子なのだ。

華奢な手足に真ん丸の大きな目、サラサラの黒髪ロングは綺麗に巻かれていて笑えば白い歯が溢れる。瞬きをするたびに星が生成されて夜空に輝く。お尻からはきっとピンクのマシュマロが出る。

容姿端麗才色兼備立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。

 

中身はといえば…もう説明しなくても分かる通り私にそんな言葉を言うくらいには良い子なのである。

物事への考え方がシャープで本質をきちんとみる目を持っていらっしゃる方。実に社交的。

かと思えばガチヲタクな側面も持ち合わせ、寺嶋由芙さんを愛し、まるもふを愛し、愛に溢れた人なのであーーーーる。

 

もう、画像見せた方が早い…。

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となりに立っているだけでお金を払わなければという気持ちになるくらいの圧倒的ヒロイン感なのである。左のはなんだ、家畜かなにか。

 

 

そんな美少女が私に一文字でも言葉を投げかけてくるのが奇跡に近いのに。それが例えば「カス」とかだったとしても奇跡なのに、これは夢か?

結論から言えば実現しましたが。

 

そんな彼女との出会いは唯一の大学の友人からの紹介、べつに誇張でもなんでもなく、可愛すぎて、隣に座っている彼女を直視できなかったし、なんなら紹介してもらって解散した後に今日はありがとうございました的な長文LINEを唸って考え抜いて送ったりしていたくらいには、もう!話すのも精一杯だったのである。

 

それからなんと、一対一でも会ってくれて

でもそこに至るまでの記憶は抜け落ちていて

私からたくさん誘ったりなんてことはあり得ないのできっとつっきーさんがお誘いしてくれていたんだろう。

それか、授業を一緒に受けていたのでそこでたくさんお話をしたのだろう。

因みに私はかなりお酒に疎いのだが彼女の誕生日プレゼントを買うために初めて酒屋を調べてそこに出向いた。

女の子にプレゼントを買うためになれないお店に入ってうんうん悩んでる男の子の疑似体験がらくちんできた。

小さい泡盛の3本セット、Twitterに上がってて5枚くらいスクショしたのは記憶に新しい。

 

 

なんで私と遊んでくれるんだろう?

なんでこんなに喜んでくれるの?

なんでLINEしてくれるんだろう?

関わってある中でここまで沢山の「なんで?」が生まれた人もそうそういない。

それは私がアイドルヲタクをしていたからか

はたまたつっきーさんがアイドルをしていたからかはわからないけれど

 

「こんなに可愛くて魅力的な子が、お金を払わないで目を合わせてくれるのはおかしい」

 

という矛盾がずっと自分の中にあったからなのかもしれない。

それは顔がいい女の子にお金を払って写真を撮ってもらったり手を握ってもらい続けたヲタクメンタルの末路である。悲劇である。

 

でもそんなヲタクメンタルは彼女をアイドル視していたからであり

何回も、何ヶ月も、かけて。

沢山話したりご飯をしたりあそんだりしていく中でその「なんで?」はひとつづつ消えていって、一人の人としてようやく彼女の目をまっすぐ見て話すことができるし、相談事なんかもできるようになった。

 

それもこれも、向こうは初めから私に一人の人間として向き合いつづけてくれてた結果なのだなぁとひしひしと、過去にくれていたであろう受け取れなかった愛みたいなものを眺めている。

 

今なんてもう、手を握りながらだって眠れるし

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好き好きと気兼ねなく愛を大爆発させられるし

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(起きられるかどうかの議題だったのになぜか好きを爆発させてしまった私)

 

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ばれんたいんだってこの子のためだけに作っちゃう

 

それくらいには打ち解けられた。

ここまで二千字超、なにを読まされてんだと思ったそこのあなた。

単純に惚気ですよ好きな女の。

悪いですか?ええ?いいでしょう普段不幸な切り売りしてんだからたまにはねえ幸せたまにはねえええ押し売りしても!

 

私は普段すごいインドアで

家賃の元を取りまくってやるぞというくらいには予定がないときは家にいて

飲んだらご飯食べたりしても絶対に終電には乗りたい、ような民で。

多分芸能的にはこれ向いてないのかなと思うときたまにあるけど。

 

今まで自分たちでいろんな手続きした旅行なんてしたことなくて

全部相手が用意してくれたものに乗っかって旅行するコースだけしかしてない

てかそうじゃなきゃ旅行したくない。

くらいにはインドア人間だったわけですが

愛する人のためには重い腰も発泡スチロールになってしまうわけで。

 

それを察してくれていたのかはわからないけれど、グイグイと旅行の手立てを進めるサポートをしてくれて、というか隣で台湾の本を眺めながら「ここ行きたい!これ食べたい」とか

何にもないのに定期的に「台湾楽しみだね」とかLINEをくれたり、本人はきっとその気はないんだろうけれどモチベを下から突き上げてくれたんですね、つっき………あダジャレじゃないです。石投げないで。

 

彼女に動かされてパスポートを取るために群馬に帰省して、そこまでさせた女ってすごい、レジェンド、大天使、ブッダ

資料を書いたり(やっぱそういうのはクソ面倒だった、多分一人じゃ一生やらない)だんだんとつっきーさんが隣にいる台湾が見えてきて

実現したのだつい先日。

 

………実は、ほんとに空港にくるんだろうかという気持ちが本人には失礼ながら2パーセントくらいはあった。

今までいい思いをしすぎたからもうそれがなくなるのではと、でも眠そうにキャリーを引いてくる彼女が見えた瞬間テンションバチ上がりであった、実際は眠すぎてそんなのも表には出ないで伝わらなかったが……。

 

ここからは台湾フィーバー

 

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バスで何かしらがあって

なんか二人で驚いた記憶

お互いにスマホ中毒なので日本でWi-Fiを借りずに台湾に来てしまったことをめちゃくちゃに不安になって台湾の空港でなんとか借りることに成功して安堵からの一枚にも見える。

 

台湾に着いた途端に普段「4G」とか出てるところに「中華電信」と出てきて高額の請求が来るんじゃないかと死にそうになった。

 


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はじめに行ったところ。

レンガ仕立てのおしゃんな商店街の一角で、私はこういうごちゃごちゃしたなにかが好きなので写真を撮りまくっていた。

 

 

 


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美味しいお茶。

台湾の人たちは本当に優しくて

こちらがなにを言おうとしてるのか聞き取るまで会話しようとすることをやめない。

語気が強めだからはじめは驚いたが、さすが親日、あったかかった。

 

 

 

 


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1日目の夜にカフェマイスターつっきーさんの勘が冴えわたり向かったカフェ。

本当に正しい勘だった。何もかもが美味しい、シャレオツな空間、安い、店員が小綺麗。

 

 

 

 

 


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ミシュラン

 

 

 

 


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2日目に行ったお茶体験のお店。

シャッターを押すたびに500円くらいはかかってもおかしくないなと思いながら美少女を撮りまくった。

そこに可愛い壁があれば立たせたくなる

気になる小道があればしゃがませたくなる。

圧倒的被写体力で殴られる。

おちゃはおしるこに似ていた。

ごますりみたいなのでゴリゴリしてお湯を入れて飲む工程がかなり手間で、現代人で良かったと思った。

 

 

 

 


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タイトル「恒久的幸福」

 

 

 

 


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木のかけらを転がして占うお寺。

運命の人が現れたらいい。

彼氏ができる未来はあるのかわたし。

好きな人とかできる未来はあるのかわたし。

たまに彼氏ができる夢を見て起きて現実が受け入れられない朝がある。

 

 

 

 

 

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つっきーさんに髪をアレンジしてもらってお出かけした一枚。

女の子に髪を優しく触られるのはドキドキする

意外とデコだしアレンジが似合うということを教えてくれたのはつっきーさん。

 

 

 

 

 

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台湾の犬、でかい。

店に勝手に入るのが当たり前。

歩いていたら急にぬっと現れてびっくりする。

 

 

 

 


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旅行に出る前にかったお揃いのパーカー

ぽちゃっこです。

つっきーさんが着るとオーバーサイズめに

私が着るとずんぐりむっくりタイプに

幸せそうすぎて涙が出てきた。

怖いお兄さんたちがいきなり家に押しかけてきてやっと幸不幸のバランスが取れそうなくらい幸せ。

 

 

 

 

 


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えちえちなお店に入ってにやける私。

むっつりじゃないから。まじで。

なんで台湾のものは全体的にこんなに埃っぽい感じなんだろうと思ってにこにこしてただけだから。まじで。

 

 

 

 


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千と千尋の神隠しの聖地に行ってきた写真

雨が降ってることが多いらしいのだけど

この日は奇跡的に綺麗に晴れてて

まるで僕らの旅路を祝福してるみたいだと思いました、そんなこと言ったら笑われそう。

 

 

 

 

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あーーー、書き終えてしまった。

 

掻い摘んで、書き終えてしまった。

 

こないだのブログで今の大学で唯一良かったこと、間違いなくこれです。

いやもう、それに関してだけは自信を持って自分を褒めたい。

それを痛感したのが台湾最後の日の夜。

 

ホテルの部屋にあるペンでつっきーさんになんとなく手紙を書いていて、1枚に収まる予定が3枚にもなってしまって

それを本当に嬉しそうに、とても愛しいものを見つめる目で彼女が読んでくれて

その瞬間に、あ、私大学あれで良かった。と自己肯定してしまっていた。

いやきっと、彼女に会うたびにこれからもするだろう。これから春になって、大学が始まって、送るはずのなかったモラトリアムに嫌気がさすたびに卒業(できない)旅行を思い出すんだろう。

なにを書いたかはナイショなのさ。

高井先輩、まっててください。

 

どんより。

 

 

 

 

 

何てコトない毎日がかけがえないの

オトナはそう言うけれどいまいちピンとこないよ

♩カレンダーガール/わか・ふうり・すなおfromSTAR ANIS

 

こんにちはこんばんは

この度大学を卒業できませんでした。

どんです。

 

もうわかりきってることと思いますが

大学卒業できませんでした。

 

大切なことでもないですが二回言いました。

 

はじめはヘラヘラしていたものの

なんだか、同じ大学で同じ4年を過ごしていたはずだのに、他人と共有できない感覚があまりにも多くて少しだけ苦しくなりました。

 

毎日のようにInstagramのストーリーに流れてくる

「卒業まであと〇日!」

「たくさん喧嘩したり泣いたり笑ったり、楽しかったなぁ」

「みんなに感謝!大好き!」

「早かったなぁ、エモい」

 

ありとあらゆる卒業を惜しむ言葉がたれ流されてきて、その人たちと自分との感覚の乖離に毎日少しづつ苦しんでいます。

 

留年なんてあるある!とか笑ってくれる人たちのおかげで麻痺していた感覚が

 

見ず知らずのアイドルとかモデルとかそういう人たちの袴姿の写真でかき消されていく

アイドルとか、すごく多忙なんだろうなということをヲタクをしていたながら少しだけわかる

 

そんなアイドルでさえ、ストレートで卒業して、これからも立派にアイドルの道を歩むのだろうとか、芸能関係の仕事をしながら二足のわらじを脱いで卒業していくみんなのことがとても立派な人間に思えて、ヘラヘラしていられなくなって

私はなんて社会不適合なのだろうか。

と、不意に死にそうになります。

 

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(私に似てると送られてきたメガネ猿の擬人化キャラクター)

 

はじめはアイドルのプロデューサーになりたくて入学して、気づいたら無理して笑うことが多くて、気づいたら普通に無理せず心を許して関わっていられる友達なんて一人もいないことに気づいて

誰かとコンビニに行って、これ美味しそうとか、あれ新発売だとか、カロリーがとか、そういう他愛もないことを話しながら教室に戻ってご飯を食べて授業を受ける、そういう毎日が少しづつ、少しづつだけ苦しくなって。

気づいたらひとりでYouTubeを見ながら、周りの楽しそうな声は全部イヤホンでかき消してもそもそとカップ麺を啜っていました。

 

四人座れるテーブル席をひとりで独占して、誰かの視界に入らない場所を大学中歩いて探して

できる限り知り合いと会わないように、無理せず笑わないで、一秒も早く終わらせたいようなどうでもいい世間話をしないで済むように、

そうやって過ごすようになって

4階にソファー席を見つけたので毎日そこで空き時間をつぶしたり、牛丼を食べたりしてました。でもそれも、何故か生徒立ち入り禁止スペースに変わっていて、ひとりの人間をそっとしておいてもくれないのかなと悲しくなって、もう学校に行くのも億劫になってしまいました。

 

面白いこともない、プロデューサーの夢もなんだかぼやけてきて、私なんでこんなくそFランに通ってんだろうって。学校をサボってチェキを撮るバイトをしたり、寝たり、なんだりしていたら、気づいたらオーディションにノリで参加していて、気づいたら受かっていて、演劇を始めていて、最初で最後だなんて決意して望んだのが遠い昔のような、昨日のような感覚に感じます。

 

その頃からすこーしだけ大学で話せる子が増えて(なんと同じオーディション受けていて私を覚えてて話しかけてくれるという天使がいたりしたのであった!!!)増えて、最終的に何人か、そんなに気負わないで話せる後輩が2人

ためだと男女ひとりづつ、できたのでした。

 

まあ、とはいっても。

情報化社会(?)の昨今、急な休講や課題の提出諸々、そういった情報共有をしてくれる友達がいなかった(してくれる時もあった)故に、または、教授にニコニコと話しかけて単位をもぎりとるような術もなく、大学の事務とはガチ喧嘩をするという、本当にどこからどう見ても要領の悪い私のせいで、大学社会に淘汰され、演劇をしながらでは到底卒業できないような現状になってしまった。

 

書けば書くほどに仄暗い水の底のような大学生活であった。ドブだ、まさにドブのような。

だから理解できない、そういう抽象的な?感謝?とか?なんとか?やたら明るいことを書いて未来に向かっていってる人達が。

 

私はそういう奴らとは違う

って、結構思った記憶があるけど、今思えば

「そういう奴ら」の方がよっぽどやることちゃんとやりながらプライベートも充実させて卒業まできっちりして、

私の方がずっと「そういう奴」ではないか。

演劇をやってることを盾にして、自分の入れないキラキラした領域を妬んでいただけに過ぎなかったんだなぁと、

ドブの底から見上げた、キラキラした水面で楽しそうにしている人たちを流し見しながら心底思う。

 

本当に、どこから間違ったんだろう。

満身、環境の違い。

 

サークル新歓の飲み会でちょっといけてる先輩からお持ち帰りされちゃうのかなっ✩.*˚きゃっ!

とか思ってた入学当初のクソバカな自分を死ぬまで殴りたいです。

 

お前はサークルすら入らないでふらついていたろうが、みんなから悪い意味で一目置かれてるような旧☆ヲタクみたいなルックスの先輩に何故か勘違いされてしまって付きまとわれて泣いていただろうが。

 

キラキラしたものなんて何一つ掴めなかったし

もうこうやって振り返って自虐すればするほどに筆が乗るのがなによりの証拠、私は欠陥大学生。でも、一つだけあの大学に入って良かったと思えた出来事があったんです。それはまた別のブログに書きます。

 

みんなは春からなにかに向かって進んでるのが見えるけれど、私はここ数年と同じ春、同じ三月です。

 

ネタとして大学の卒業式に赴きました。

本番期間中に、クタクタの体に鞭打って早起きして二時間半もかけて。

4年ぶりに着いたキャンパスは、4年前と同じように「おめでとうございます」がたくさん聞こえて、タイムスリップしてしまったみたいだと思った。

私はいつこの支配からの卒業できるんだろう。

向き合わねば、Fランと。

そうさ私は……

 

どんより。

 

 

 

 

 

人の目なんてあってないようなものさ

人生は自由

♩予感/SUPER BEAVER

 

こんにちはこんばんは

洗濯物を回したのに干し忘れる記録更新中

どんです。

 

主演の舞台が終わりました。

主演、主演主演主演ですよ

パーセンテージ的にね、演劇をしていて主演をやれる人間の方が当たり前に少ないわけです

だからねもうこの際ね、これでもかというくらいに厚かましく主演のアピールをして

終演してもまだ尚こんなにしつこくしちゃうという、もういいよ、ありがとうございました。

あとね、ダブルコールが起こったのマジでこれ人生で一番嬉しいダブルやった、ほんと。

 

会話劇がやってみたくて、今まではどちらかというとエンタメとか、会話劇ぽくないお芝居にたくさん出ていたのです。

でも、私が見ていて心底ぐっときて

また次もこの団体を見たい!と思う瞬間に見ているお芝居はいつも会話劇で、そんな話を作演出のまっつんさんにぐだぐだはなしていたら

ありがたいことに今回念願の初会話劇、初主演ということで、まじかできんのけ……と内心ぶるぶるしておりました。

杞憂に終わりましたけど!

なぜなら私はどんなので!

 

…………というのは強がりです。

最近、心が折れそうになるとすぐに強がってしまう。どんだぞ?私は?おらおら。

私の力がどうこうではなく、作演出さんが、共演者さんが私個人に向き合ってもらった熱量が私にも伝播して、それが私のクオリティになっていた、と感じてます。

 

っていうのも本があがってきたときに文字で読んで面白かったのでこりゃー勝ち確ですわ*1とヘラヘラしていたのですが

それを実際口に出して、会話として成り立たせる、演出をつけて文字よりも面白いものにする

 

となるとまじかよおいこんな不自由なことあるか……と自分の非力さに絶望しました。

 

すごーーくざっくりに言うと

相手の言葉を受け取る

それにリアクションする

リアクションに準じて返す

これの繰り返しで「魅せる」のが会話劇

なのかなぁーーーって、感じで

私はその、会話劇用の相手への受信アンテナが感度が最悪だったんですね。

 

それをチューニングして鍛える必要があったけど自分じゃやり方わかんないし

んえええんままぁぁぁぁと

なってるところに他の役者さんがサポートしてくれたり、私の属性に合わせてアンテナの出力調整してれたりして、出来上がったものがこちらになります。8888888(古いかね)

 

つまり何が言いたいかというと

みんなに主演にさせてもらったというわけ

グイグイ周りを引っ張ってまとめてみたいなタイプの人間ではないので、赤ちゃんを周りがお世話してくれてるタイプの主演ですね。

ままぁぁぁぁあぼくだよおおぉおお

てか現場に大人な人しかいなくて

私がやらかしても空気がすんっとなることがなかったです。て、これ前のレバプロのブログでも書いていたきがするから。

そういう団体さんの空気なんでしょうね。

結局は類友と言いますか、ね。

公に褒めるの照れるな。

 

もう何が書きたいのかわからなくなってきた。

めちゃくちゃにいろんな人に助けられたけど

特に一緒に主演をしてくれた平野さんにはマジで……特に、助けられましたね。

特に告知()

告知がすごい苦手だのを場をまあるくして空気をピリつかせないようにしてくれました。

そのツケか、打ち上げのカラオケではキチガ〇のように「ウェッ」を延々繰り返すギリギリ人間みたいになってましたね。(lemonのアレね)

 

あー収拾つかないなまた。

そういえば芝居をはじめて三年目に突入しようとしてるんですよ。すごいねえ。

たくさんであったよ、出会ったし、もう二度と会わないんだろうなと思う人もまあまあいるし(いつの間にか芝居やめてたり、被らないような界隈で芝居してたりとかで)

 

あと最近、私推しのLINEグループが作られてるのを知りました。まじかよ。

そういうの今まで入るがわだったから嬉しいんすよねー!もっと増えろグループの人数。

 

毎回ねえ、思うんですよ、自分がしていたことをされるの。不思議な気持ちになります。

今まで応援する側ずっとしてるし(今もしてるし)私はもう推しと呼ぶ人に対して芸能やめちゃってるからお金を落とせなかったり、はたまたそこまでの熱量がなかったりな現状なのだけど

みんな、素敵です。ずっと見ててくれて。

または、私を新しく見つけてくれて。

たまに、おいてめえDDごるあと思う時もありますが、これからもばちこり仲良くしてね。

 

そんで、今年はなんだか私にとって大きく動く年になりそうですよ。

まあでも、やってることなんてずっと変わらないなと思う時は沢山あって。

 

例えばそれは襟にボールペンを差したまま家まで帰ってきてしまった時だとか

本番前に地獄のようになってる部屋だとか

 

んー、そうですねあとは……

朝方カラオケまたは安居酒屋からふらふらと出て

朝日がやたらとどぎつくて顔をしかめながら

荷物の重みを指にくいこむ手提げ紐から感じながら、のしのし歩くこの感覚は

きっとこれからも体験するんだろうな。とか。

 

でもそれらは不思議と不快ではなくて

もうすべて面倒で乗り込んだタクシーの運転手に徹夜明けのガラガラした声で自宅の場所を伝える瞬間、わたしゃダメ人間だ、みんなが優しくしてくれてるだけで、でもまたこの感覚になりたい、とか思うのです。

 

いよいよ何が言いたいのかわからなくなってきた。あ、ブログいつも読んでくれててありがとうございます。むらのありすぎるブログな。

 

開設して二年くらい経ったので一応ね。

 

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また次の幕開けまでの水面下もぞもぞがはじまります。

 

どんより。

*1:鼻ほじ

笑い話に時が変えるよ

心配いらないと笑った

秋桜山口百恵

 

こんにちはこんばんは

おすすめの甘口日本酒を教えてください。

どんです。

 

最近お母さんが恋しすぎてもう無理だ

お母さん、お母さん

お母さん。

お母さん、もう引かれてもいいさ。

日本酒を何合か飲んで、

少しぼーっとした頭で寝られなくて

ネトフリで適当な映画を布団の中で見て

ぼーっとみていて、お母さんに抱きしめられて背中をトントンとされている女の子のシーンで全く泣けるところでもないのに涙が出てきて

 

もうお母さんに会うためだけに地元に一回帰ろうかなと思うくらいになんかここ数日

気が狂ったかのようにお母さんがこいしい。

 

スマホに入ってる小さい頃の動画を何度も何度も見て、なんの恥ずかしげもなくお母さんに抱きついておっぱいを飲もうとしている私、なんと可愛らしいことか。

 

画面に映る幼いわたしは100で甘えてそれになんの疑いもなく100で返してくれて、わたしは今後人生でそんな人には出会えないと思う。恋人でも誰でも。

自分勝手に、こんな時間なのにお母さんに電話をかけようとしている自分がいる。

恥ずかしい。

 

わたしにとっての好きって、純度100%の好きだけじゃなくて、嫌なところとか、合わないなと思うところとかも含めての好きだなとなるので、お母さんはそれの究極だと思う。

 

人生でわたしのことをあんなにイライラさせる人はいない、でもこんなに夜中に一人で泣くほどに会いたいと思えるひとも多分いない。

 

地元に帰ったら、妹がいるプライドでお母さんにぎゅーして!なんて手放しでは絶対に言えないけれど、

「どんが赤ちゃんになるルーム」

を作って、会いたい時にそこに入ればお母さんが全肯定してよしよしとしてくれるなんて都合のいい世界はないのかと本気で考える。

 

いくら歳を重ねたところでこんなに赤ちゃんなのだから、もう一周回ってお母さんのことを恨みたい。

 

なんでたくさん甘えさせてくれないのに、こんなに甘えん坊に育てたの?とか

こんなに寂しがり屋なのに、高校生から一人暮らしさせるようなことになる家庭環境にしたの?とか。

 

ネットニュースで、なんでこの世に産み落としたのか、という理由で両親を訴えた人がいるというのをみて、なんだかその人と仲良くなれそうな気がした。

 

わたしの都合のいいように甘えさせてよ

ぎゅってしてといったときにぎゅーして

わたしのこといつまでも子供扱いしないで、人間として会話して。でも都合のいい時は赤ちゃんのようによしよしと撫でて。

私がこんなに、恥ずかしがりながらも密かにどっぷり依存していることに対しての責任を取って、死ぬまでよしよしして。

ぬいぐるみで代替させないで。

東京まで会いに来てゆっくりお話しして

妹がいないところでしかできない女の人同士の話をして、美味しいご飯つくって。

仕事の電話に一度も邪魔されることなく私のことだけ見てよ。

 

ねえ。

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お恥ずかしながら私はずっとこの頃のままよ

あなたが思ってるよりも。

 

 

とくに使命も与えられずこの世に生まれたあなたに

わたしの名前をあげる なんでもないようなこの星で出会った希望、光、未来、夢

♩あるいは夢眠ねむという概念へのサクシード/WAV×夢眠ねむ×夢眠ネム

 

こんにちはこんばんは

本気で生ハムの原木の購入を検討しています。

どんです。

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今日の気圧は無条件に心がやられるくらいのやばさで、みなさんはどうでしたか、大丈夫でしたか。大丈夫なら、何よりです。

 

こんな日に限って、大事な情報公開の日で、なんていうかうんざり!♡

 

というわけで、来る2019年5/31から6/2で一人芝居をやる運びとなりました。

別に誰かにやろうよと言われたわけでもなく

望まれたわけでもなく

ただ私が挑戦してみたいからやります。

 

きっかけは去年のAPOFES(一人芝居が沢山見られる演劇フェス)で、表情豊さんが脚本演出を務められている作品があったので、そちらの稽古場見学に行かせていただいた時でした。

その様子はしばらく前のブログにも書いているのですが、だいぶ心がやられるもので、稽古場でボロボロと泣きました。

表情豊さんという脚本家、演出家の暴力だと。

そして、役者の中村唯さんの暴力だと。

 

そうしてぼんやりと一人芝居やってみたいという願望を抱えたまま時が過ぎてゆき

芝居の仲間にそれをなんとなしに漏らした時がありました。

その時はまだいつかやってみたいんだよねとへらへらしたものだったので特に具体性もなく言葉にしたのですが、その人の反応といえば

 

「え?どんが一人芝居?いや……(苦笑)」

 

私は自惚れるタイプでもないので、さらにいえば自己評価は高くないので、お芝居がうまくないこともわかっています。

ただ、その一言が絶妙に悲しくてイライラして、はーーー、ほんとにやったろか。という気持ちにさせたのでした。

 

そこから表情さんにお声かけをしてスケジュールを合わせて撮影をして……と、

走馬灯のように今その光景が駆け巡っております。やりたいことを実行するために、死ぬほどのやりたくないこと面倒なことがたくさんあって、世の中の主催さんはそれどうやってクリアしているの……と何度か絶望しましたが、いろんな方の助けがあって情報公開にまでこぎつけてほっとしています。

 

それとは裏腹に、マジで今日の気圧か何かわからないけどメンタルがヘラヘラしすぎてて

情報公開に至るまではよっしゃやったろかい!ケツの穴に手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたろかい!という気持ちでいっぱいだったのですが、今それのしわ寄せ(?)のように不安が……うっ頭が。

だからこの記事はTwitterを離れて現実逃避のために書いています。

私は表情さんの脚本も、演出も信じていますし

絶対楽しいものにする!という気持ちはありますよ!ええ、とてもあります。

が、ネガティブ魔神が囁くのです。

「お前に興味あるヤツおるん?」とか「いろんな面白い団体の公演とかぶってたらどーする?」とか。

ああもう、怖いな通知欄がガラガラだったら

書き終わりたくないな

 

いやいや、いや

支離滅裂ですが、私が私のことを信じられる裏付けになるお芝居にします。

私のことを信じてくれてる人がいるのなら、それをもっと強い確信にするお芝居にします。

あとは、どこかの世界のお話とかじゃなくて、これはあなたのお話でもあるよという提示をしたいです。

 

ああ、ああ、作品で語ったらいいのにこんなにたくさん言葉を並べてしまった。ごめんなさい

私のことを笑った人はきっと私がなにをしても穿って見るからどうでもいいとして、それ以外の私に興味があるかないか曖昧な方も、好きな方も嫌いな方も

わたしの拙い挑戦を、どうか見届けてほしいです。いや……見届けて欲しいだけじゃなくて

1時間、おうちを出る時間を計算したら2時間以上きっとかかるでしょう、一生懸命働いて得たお金も。座り心地の悪い椅子に縛り付けられて、しゃべらないで、食べないで、ケータイ見ないでとたくさんお願いをして、ほんとおこがましいなと自分でも思うのですが、それをするだけの価値があったなと終演後思ってもらえるものを提供します、もう言い切っちゃう!

うええええん赤ちゃんだけどね!

もうテンションが迷子!!

さて通知欄を見ようかな!

 

ここまで読んでくれてありがとうございます!

見直してないからきっとぐちゃぐちゃ!

いえええい!

どんより!

 

「100年経っても好きでいてね」

みんなの前で困らせたり

♩︎家族になろうよ/福山雅治

 

こんにちはこんばんは

最近一番欲しいものは生ハムの原木。

ほしすぎて体内の塩分濃度が上がります。

どうもどんです。

 

さいきん、高校の時の友達とご飯に行って

家族の話になりまして

みなさんは家族で遊びに行ったりすることが

「楽しい」と素直に思ったことがありますか?

1度でも。

私はそれがなくて、それってほかの人とは違うことなのかなぁとなんとなく思ってそれを文字に起こしてるだけのほんとに意味の無い記事です。

 

この記事の意図は、私のブログ無精を治す意味合いと、もうひとつ、結構、今まで……ぎゅ!と濃い内容を書きすぎていたかなと思って

本来ブログってなんていうの、もっとどうでもいいこととか、ふと考えたこととか…

それでもって140文字では収まらないことを書いたっていいじゃんと思って、ブログ全体の濃度を下げる意味合いです。

だからいつもよりも文の構成もてきとーーだし

読まれることを意識してないです。たぶん

 

本題に戻りますと

家族で出かけることって私の中で苦痛でしかなくて、よく拷問に耐えていたなという気持ちなのでして。

私の家は自営業なので、何度も両親に騙されていました。

「おでかけするよ」

とたまに言われて、わくわくついていくと新しい店舗の視察(?)だったり

仕事に必要なものの買出しだったり

外食をした程度の思い出しかなくてですね。

 

 

妹が生まれてからは

レジャーぽいレジャー施設に連れていかれたり

軽井沢とか、海とか、家族旅行も幾度かした記憶がありますがそれらもすべて楽しくなくて。

原因として考えられるのは

 

そもそも私の性格が集団行動が好きでない

家族が好きでない(妹と母に関しては現在は違います)

アウトドアが好きでないこと

もう、三十苦だったわけです。

 

今振り返ってみると、軽井沢に家族で行ってひとりでトリックアート美術館に行ったり

東京にライオンキングを見に行った後にひとりでメイドカフェに行ったり

海に行ってその近くのしなびてるショッピングモールにあるマックでこっそりハンバーガーを食べて夕飯のカニを食べられなくなったり

 

なんていうか、ズレてたんですよね。

 

でも向こうからしたら、楽しませるために連れてきてやってる、みたいな空気が透けて見えてて(実際どうかは知らないけれど)

今思い返してみると必死に楽しんでる振りをしていた自分がいたなぁと思いました。

「楽しんでるように見えてる?」

「楽しんでないと怒られる」

と、心の中でいつも戦っていて、つまらなかった。てか苦痛だった。

 

極めつけをいうとしたら、父のもんのすごい自己中で右往左往されたかも。

いつかどこかに書くかもしれないけれど私の父はリアルガチにとんでもねえヤツでワンマンなんです。少しでも自分の気に食わないことがあったら遠慮なく態度に出して空気を悪くするような。

そういうことで余計に出かけた先で理由は様々にキレられて、四人の空気が悪くなるということが多かった。

「優しいお父さんにもどって!」

ってセリフを何十回も言った記憶がががががが

人の親になんてなれない、と、父みたいな人間が親な私は心底思っています。今でも。

 

 

で、思うのです。

インスタで家族仲良さそうにしている様子を投稿している知人に、特に、父親と仲良さそうにしている友達に。

今でこそ妹と母とは仲がまあまあ良いものの

これは私が高校生から一人暮らしをして、離れた距離感を重ねた結果、たまに会うからそうになっているものであって。あとはSNSにはいい面しかあげないので。そうに見えているだけというのもあります。

たぶん一週間一緒に暮らしたらヒステリー気味の母を殺したくなってると思いますよ✩

 

そう、家族や親いえど人間。

相性が必ず存在するのです。

私は不幸なことにマジで合わないのでわからない愛がたくさんあるし、受け取れないものもたくさんあるけれど、それでもどこかで家族でお出かけして楽しい感覚を夢見る時があります。

 

みなさんて、ぶっちゃけて家族で話したりでかけたり遊んだりして、楽しいですか。教えて欲しい、それを文字にして。

 

やべーな、病んでる人のブログみたいになってるとは思いますがマジで病んでません。

そんなことより目の前の現実でヤベー辛いことがたまに起こるので、毎日胎盤に戻る夢を見ます。ね。

 

クラウドファンディングが嫌いなくせに、生ハムの原木クラファンしたいと思った

どんより。

 

嘘だよ、んなもん自分でどうにか買います。

いえい。

あふれて選べなくて困っちゃうから

月並みだけど「ありがとう…」その先はまた今度ね

♩絢爛マイユース/でんぱ組.inc

 

こんにちはこんばんは。

ずっと険悪だった大学の友達と推しが卒業する武道館の会場で会って

尚言い争いを続けた

尖ったナイフと呼んでください。

どんです。

 

突然ですが、私は根っからのヲタクです。

物心ついたときからヲタクで

ニコニコ動画と漫画とアニメと腐ってる薄い本に青春を支えられて

その中でもヒャダイン前山田健一さん)が大好きで

ヒャダインのことを追っていったらももクロちゃんにたどり着いて

当時の私は特にピンとこないでヒャダインのことをもっと深く調べていったら

でんぱ組.inc」にたどり着きました。

2013年の出来事でしょうか

紫色の子が一番人気らしい、くらいの情報量のまま

すこしづつヒャダイン作曲でないものも聞いていきました。

ものすごい早口で入ってくる情報量の多い曲たち

BPMの速さと一緒のスピードくらいで私の中にでんぱは入り込んでいきました

そして、気づいたら2014年1月5日のライブチケットを取っていたのでした

東京すらまともに一人でいったことなんてないのに。

 

そこから、ネットででんぱ組のことを好きな同志を探そうと思って

でもやり方がわからなくて初めは

 「#でんぱ組.inc好きな人ふぁぼ」

とか、そういうタグをひたすらツイートして探していました。

(今となってはこのタグを使ってる人そんなにすきくないです)

(理由は、だいたい在宅な上に(知らんけど)メンバーの画像貼ってるだけのアカウントが多いからです(どん調べ))

 

結局、一緒に行く人も特には見つからず一人での参戦となりました。

スモークで少しだけ視界の悪いzepp

ドリンクの交換方法も分からずになんとなく人の波に流されて入場して立ち尽くしているとライブが始まりました。

思っているよりも番号は悪く、人と人の隙間からチラチラと見る程度でしたが

ああ、こんなにも、映像よりも何倍もパワフルで素敵な人たちだったんだ。

という気持ちだけは覚えています。セトリとかそういうのなにも覚えてないけど。

 

f:id:dondayo:20190108024611j:image

(チェキ帳開いたときにパッと目に入ったウン年前のチェキ)

 

 

その日のライブで、さくらアッパレーションに収録されている

夢眠さんのソロ曲「あのね…実はわたし、夢眠ねむなんだ…」

が披露されてその瞬間にもう恋に落ちておりました。

ああ、わたしはこの子が好きだ。と直感的に、電撃的に第六感に語りかけるような。

 

さわりはそれくらいにシンプルです。

夢眠さんみたいな自分の哲学を持ちたくて、彼女の過去のインタビューを検索しては読み漁ったり、夢眠さんの好きな食べ物は?そっか、ファミチキとお赤飯を交互に食べることが好きなんだ。とかとか、とか、今ではきっと忘れてしまったけど

それ以外にもたくさん彼女のことを検索して、古参の人に話を聞いて、もっともっと知りたいと、彼女のかけらを辿って集めようとしていたのを覚えています。(ネトスト気質)

 

認知こそなかったけれど

個人的な思い出もたくさんあって

高校の行事でいったディズニーで、夢眠さんはDヲタときいていたので

後輩や友達へのお土産もそっちのけで陳列棚とにらめっこして夢眠さんにあげるお土産を選んだり。

テスト期間で早く学校が終わったときは

勉強する気なんて一ミリもなくて伊勢崎駅から館林行きの電車に飛び乗って夢眠軒へと走ったり。

 

 

ここ数年、忘れていただけで思い出そうとしたら結構思い出されるもんなんだなあと

思いながらライブを眺めていました。

 

ちなみに一番の思い出は、でんぱの女限のチケットをるんるんで発券して

るんるんでチャリで帰ったら帰宅する前に群馬の厳しい風に吹き飛ばされていて

もうどうしようもねえなと各所に問い合わせと拒否を繰り返されながら

三日三晩泣いたことです。

当時高校生ですよ、5000円を風に飛ばしたの最高にキチ○イだなって。

 

今日の武道館に少し早く到着してぶらぶらしてたのですけど

そしたら何年も会ってなかった人とか結構いるんですよね。

現場の切れ目は縁の切れ目って本当にそれを何度も実感しているので

久しぶり、なんて言葉を交わしたあの人とも、あの子とも。

もう今日を境に一生会わないだろうなあって人は何人もいました。

それも全て、夢眠さんとでんぱが運んできてくれた縁で、夢眠さんとともに去っていく縁でもあるのだなと、しみじみ思いました。

わたしが舞台に誘ったら結構見に来てくれる人も、そんなの興味なさげない人も(わたしが芝居してることすら知らない人も)

みんな、夢眠さんと出会わなかったら完全なる純粋な他人のままに生きていたような人たちだから、そういった意味でも、切れるものだったとしても、その儚さごと愛おしいなあと推しに結ばれたものだと思えるのです。

そうそう、はじめにかいた、険悪だった大学の子とも笑

 

なんだかもうぐちゃぐちゃで、書ききれないくらいに思うことはあるのだけれど

それをいろんな人に伝わるようにアウトプットするだけのものはもちあわせておらんので

はい・・・・。

キラキラチューンが始まったときに、わたしはまちがいなく五年前の高校生だったわたしに戻っていたし

キラチュンを聞きながら登校していた吸うだけで鼻がツンとなる寒い朝の空気

田んぼばかりの道、自転車をこぎだす瞬間の少し疲れる一歩目、

友達に肩を叩かれてイヤホンを外してキラチュンが遠く消えていくその瞬間までぶわっとおもい起こされて、涙が止まりませんでした。

 

間違いなくわたしの人生には夢眠ねむのいるでんぱ組がどこかしらにはずっといたし

これからもいるだろうし(新体制を認めないとかではなく、それはそれとして残るということ)そこで出会った人たちの一部とも繋がってくだろうし

もらった気持ちも記憶も、引き出しに残しておけるだろうし

ああ、なんて素晴らしい、やばい宇宙一すごいアイドルを好きになれたんだろうかと

夢眠さんを通じて知り合った友達と肉を焼きながら、酔っ払って。

心から思うのです。

敬愛しています、夢眠ねむさん。

ご卒業おめでとうございます。

 

どんより。