最終稽古の帰りの電車で笹井ユーゴ氏に言われたセリフです
104とは私の体重のことではないです。
やかましいわ。
こんばんは、こんにちは、
稽古場のほこり食べ担当のどんです。
なにが104だったのかは読み進めていくとわかる感じにしますね、そういうめんどくさいことするとそこまで読まないでブラウザバックされるか、結論のところまで飛ばされちゃうやつですね。やぁん
guizillenに出会ったのは、初舞台を終えたばかりの頃
次はミュージカル的なことがしたいな!と思って検索していた時にちょうどギジレン歌劇団の募集が…これだ!と応募しました。
オーディションは、吉成さんがエビフライの歌を歌っていてその迫力に気圧されて恐怖したことと、みくにちゃんがニャースの声で歌っていたことくらいしか覚えていませんが、もうこんな個性豊かな面々が揃っているのなら無理じゃ( ᷇࿀ ᷆ )と、無難に歌舞伎町の女王を歌ったクソつまらない私は内心思ってました。
そんなでしたから、合格通知が来た時は嬉しかったです。
が、添付されていた企画書にあったあらすじ(結局…鼻をほじるくせをやめられない寿司職人の松さんも露出癖がある陸上部の部のエース俊介も出てきませんでしたね)がわけわからなすぎて、あ、うん、やっぱやめとこうかな……と迷いましたが、選んでいただいた身。頑張ろうと思い直し、出演しまァす!と返信しました。
結論から言うと、その時の判断は間違ってなかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
ありがとう過去のわし。
今となってはもうguizillenの虜です。
私のおじいさんがくれた初めてのguizillen
そのとき私は四歳でした。その味は甘くてクリーミィで、今では私がおじいさん。
私が孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル
なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
そこからは早回しで
銭湯でチラシ撮影と顔合わせ仮台本読み
(チラシに載るの初めてでした。)
稽古(こんなシーンはない)
本番
……と一本別現場に本番を挟んでいたといえ、あっという間でしたね。
ラストシーンで
「わ、私たちはァ……は、半年前に出会ってぇ…ぐす…えぐ…」(そんなニュアンスの)
というセリフも、あながち間違いではないというか、 オーディションからあっという間の半年間でした。
たつみさんがだいぶ前にグッバイ知性をテーマにしているとツイートしてましたが、ほんとに最後までそのコンセプトにズレはなかったし
汗にもヨダレにも塗れていましたよね。
オーディションを探していた頃の私がイメージしていた「ミュージカル」とはかけ離れていたけれど、でも想像してたミュージカルに出るよりももっとずっとぶっ飛んでて壊れてて最高な体験ができたなと思います。
芝居でこんなに汗をかくなんてこと今までなかったし。なんか、ヤク中みたいな感覚になりますよ。え。
(誕生日プレゼントに好きな金額で売っていいよって言われたから売りました。彼には舞台毎に感想ブログを⦅半ば強制的にも⦆書いてもらっており本当に頭が上がりません。そんな彼の誕生日は1/29。なんときゃりーぱみゅぱみゅと同じ日です。他の芸能人だとよゐこ濱口などが挙げられます。そろそろお気づきでしょうか。このカッコ内全てほりきりが書いた自画自賛のコピペです。)
今回得た知見ですが、笑いってほんとに難しいなって、え、語彙力足りないかもしれないけどほんとにそれです。
芝居を作っている渦中にいると、いればいるほどに客観視はできなくなってきて
稽古場で笑われたことが客席でもウケてもらえるみたいな感覚になりがちなんですけど(私はそうでした)
例えば、私の出ていたシーンで幕から「どん」って言いながら登場するんですよ。
稽古場では笑ってもらえたけど。
でも、本番になって
私「どん」
「シーーーン」
てなったときに
私のことを「どん」だって知らない人からしたら「そうなんや」で終わるネタなんだと肌で感じて、腑に落ちたと同時になんだか恐ろしくなって無知な自分が恥ずかしくなりました。
少し考えたらわかることなのに。
私のバカを露呈するような出来事だったので、恥ずかしくて黙ってましたが、夜中のテンションで書きました。
今回、それで、ダメだな私…って落ち込むことがかなりあったので今後笑いのある舞台に出ることになった時のためにもっともっと研究したいですね、どこがどうなってるから面白く見えるのか、とか…あれ、なにが言いたかったんだっけ…?
稽古してて再確認できたけど、まだまだ実力も経験もなにもかも足りてないデス。
足りないとこしかないネ。だから今自分が得意だなと思うところをもっと得意にして、苦手を苦手じゃなくして、いきたいですね、
もうなに書いても作文みたいになるなあもう。
(台本に落書きしてた、イメージのドン子ちゃんとみくにん)
あ、話を戻しますね、いや、振り出しに戻りますね。
結論から言いますと、104というのは予約されてるチケットの枚数のことでした。
ここでタイトルの伏線回収かよ、雑だなぁって自分でも思うけどうまいこと書けなかったんだもん仕方ないや!!!(ぶん投げ)
カルテットを初めて使ったから見るところを間違えてて私は80くらいかと思ってたんですよね。でもカルテット・マスター・ユーゴが教えてくれて、104という数字を目にした時にリアルにこれになりました
ひえ。ぽるぽるくんもびっくり。
千と千尋でおにぎりをハクからもらった千尋がボロボロ泣くというシーンがあるんですけど、あまりにびっくりしすぎて、そればりに山手線の中でオンオン泣いてしまいました。
その後にステーキカレーを食べようとしたんですけど店に一歩入るなり食い気味で店員さんに「おわり!おわりだよ!」と言われてまた泣きそうになりました。稽古打ちに行きたかったユーゴさんを無理やり引き連れていったのですから、ほんとは私よりもユーゴさんの方が泣きたかったんじゃなかろうか。
そこからアキバをしばらく彷徨いました。
って、そんな話はどうでもよくて、
どうしても、根がネガティヴだから
(以下どんの脳内)
ホワンホワンホワン
当日精算だからきっと30枚くらい焦げ付き(※)出るかもしれない、私のこと嫌いな人がいい人のふりしてるだけかもしれない。
※「焦げ付き」とは当日来なかった人のチケットのことであーる、つまりドタキャン。
とか
いや、多分、見間違いでは?カルテットすぐにサーバ落ちるしバグでは?
とか、そういうことを考えてしまって
じゃあ終演後までこの事実は言わないようにしようと思ってたんですね。
実際、終演してみたら
焦げ付きは何枚か出たんですけどそんなたくさんではないし、ちゃんと私に来られなくなったことを連絡してくれる人ばかりでした。
それに最終的な集客の数が117でもうびっくりしすぎてぎっくり腰になるかと思いました。
びっくりとぎっくりが語感が似ていたので書いただけで、何の関連性もないです。
でも実際、えっ?てなって、心臓麻痺になるかと思いました。
ひゃ、ひゃくじゅーなな……?
じゃあ前回で私のファンがドカンと増えたという訳では無いです。
殆どが私のお友達です。
しばらく会ってないけど仲良くしてた人達とか、お芝居普段見ないけど好きかなって人とか、いろんなものをかなぐり捨ててiPhone壊れるんちゃうかってくらいにDMやらLINEやらで声をかけまくり、いいよって予約してくれて、ごめんねって断られて、の日々でした。
ただ、ですよ。
集客100超えたからって
「私、お客さん呼べますよ(ドヤ顔)」なんてできませんし、この結果は私の周りの人たちのご好意で成り立ったことです。ひたすらに周りに恵まれているという事実があるだけ。
幼稚園の頃、友達だと思ってた子の誕生日パーティーに呼んでもらえなくて1人でリビングを飾りつけして架空の誕生日パーティーを1人でしてたころの私。読んでますか。
こんなにたくさんの人に気にかけてもらえてますよ、よかったね…
(パティシエのお友達が作ってくれたケーキ。値段を聞いたらうまい棒400本くらい買える…震えあがりました。)
あとは、楽しんで帰って行ってくれる人が殆どでほんとによかった、ビール瓶で殴られなくてよかった。
ゲラゲラ笑ってる顔が見えたとき、すごくホッとしてました。
ほら、ね、自分が面白いと信じてやまなくても感性ってそれぞれありますから。
楽しんでくれそうだなという人に声をかけてそれがピンポイントでハマってくれた時はそりゃ、ガッツポーズですよ。嬉しい。
来る人のほとんどが
「なにを見せられているんだろうと思った」って言ってたのが心に残ってます。
でしょう…ああわかる…。
あと誕生日のくだりのところは「あれサプライズ!?」って毎度聞かれましたが誕生日に使いかけのトイレットペーパー貰ってあんなに号泣してることに違和感を感じなくなってる時点で見てる人の知能レベルが低下したってことですよね。すげえ(褒めてます)
なんか収集つかないなぁ。
長い割に内容が無いしっちゃかめっちゃかな文になってしまいましたが、
guizillenの皆さん、スタッフの皆さん、共演者の皆さん、何度もリピートして見に来てくださった方、普段舞台とか行かないのに足を運んでくれた方、気にかけてくださっていた方、いつも応援してくれている方、本当にありがとうございました。
これからも楽しいことして遊びましょう。
またお会いできる日まで!アディオース!
むりやりまとめる!
女学生役 宇宙人役 どん子役
安曇真実